昨季からいわきを率いる村主博正監督
▼コメントも師匠に似る!?
久しぶりの投稿になりまして、申し訳ございません。
先週末のいわきFCvsFC町田ゼルビアは、公式戦で史上初の対戦。古くからの町田サポーターにとっては、かつて町田を4位に導いた相馬直樹元監督(現・大宮アルディージャ)の下、ヘッドコーチを務めた村主博正監督が率いるチームとの邂逅という見どころがありました。それは取材者側にとっても例に漏れず、“グリさん”(村主さんの愛称)がどんなチームを作っているか、楽しみではありました。
ディテールに関しては、以下のゼルビアTimesでの有料コンテンツを参照いただくとして、ここでは記事で触れられなかった話を記します(そんなに大きな話ではありません)。
試合後の会見に登壇した村主監督の目は真っ赤でした。「選手を勝たせてあげられなかった。私のミス」と会見で話されていたように、選手たちの奮闘を勝利という形に結実させてあげられなかったことで自分を追い込んでいたのでしょう。いわきの番記者に聞いた話の範囲内では、昨季のある試合でも、村主監督が目を真っ赤にしていたことがあったようです。サッカーでは監督の用兵で勝たせる試合があるものですが、それができなかったことを悔いるのも、相馬監督を「師匠」と呼ぶ村主監督ならではの感情だなと思う次第です。
そのほかにも、“相馬イズム”を垣間見る会見でした。冒頭はスタジアムに詰め掛けたサポーターに対する感謝の気持ちで入り、一足早い翌節に向けたコメントでは「ファイティングポーズを取る」というコメントは、相馬元監督の会見でもよく耳にしてきました。村主監督も相馬元監督と同じコメントを挟むあたりに、相馬監督の“弟子”らしさが滲み出ています。
もちろん、会見後には軽くご挨拶させていただきました。今季、最も苦しめられた試合の一つではあるため、「さすがグリさん。素晴らしいチームを作っています」ということを伝えると、「いえいえ、まだまだ」との返答。勝手知ったる野津田で迎える第2クールでの“リターンマッチ”が今から楽しみです。動線の関係上、そのほかの“チーム相馬”の面々である小林亮コーチ、武田治郎コーチと顔を合わせる機会はありませんでしたが、それは次回の楽しみに取っておこうと思います。
またいわきの運営担当は元ゼルビアのインターン生。当時は勉強がてら、アウェイゲームの視察に来るほど熱心だった若者が、相手チームの運営担当として、町田戦に立ち会うことになろうとは、これもまた勝手に感慨深かったです。
前日の大分でのラグビー取材は、帰りの飛行機の便ですったもんだ(予定便欠航からの同時刻での臨時便搭乗)がありましたし、大分からのいわきだった取材行脚もなんとか無事に終えることができました。次はホーム連戦。ということは、今季から始めたホームゲーム週の「雑談ラジオ」も2週連続です(4/12にミッドウィークゲームのため3週連続も?)。そちらもご期待ください!?
↓ゼルビアTimes「雑談ラジオ」